2021年1月28日木曜日

NHKスペシャル「わたしたちの”目”が危ない」の番組を観て

 

超近視時代の問題提起で、小学校の近視率が1年間で17%から23%と6%も上がったという実例が挙げられた。特に緑内障、白内障を引き起こす眼軸(眼球の直径)が伸びる近視が55%を占めているという。

 日本眼光学学会・理事の梶田医師が登場し、スマホなどを見る近業(30cm以内を見つめる行為)が、遠方を見ることと逆転したことが要因の一つと警鐘を鳴らす。伸びた眼軸は、生涯戻らないとのことである。

 また合わないメガネによる眼精疲労も多く、4万人以上の診察を行っているが、8090%は眼精疲労との指摘である。眼精疲労研究の第一人者として梶田医師が、魔法のように、特殊な調節機能解析装置を使いお笑い芸人のメガネを調節して仰天させた。

 眼軸の伸び防止には、2時間/日以上屋外で光を浴びることと、近業の間で遠方を見つめることだそうだ。

毎日の散歩に精を出しましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

新制作展観賞と一時帰国の同期歓迎会

 伝統もあり厳しい審査で定評がある新制作展で、五十嵐健治先輩(s42入学)が連続16回入賞の偉業を成し遂げた。 今回の作品のモチーフは、やはりハチであり、タイトルは ”Where's been hive” とし、200号の大作である。 右側の巨大なハチが、俯瞰的に時代環境...